学校
オレゴンでティーチャートレーニングを受けていた時、
一枚板からボウルを彫る時間があって、
ボウルの形を決めた後電動のこぎりで先生が切り抜いてくれた後の残り木たち。
どちらもどこか他の世界に行ける抜け穴のように見えて、
オレゴンにいた頃の部屋に飾ってました。
先日ペアレントと一緒ににじみ絵をしました。
前もって1時間ぐらい(或はもっと長く)水に浸した紙に水彩で描きます。
色を置いた瞬間、色がふぁーっと広がります。
何かを描くというより、色を味わう感じです。
上の絵は1年生が描いたものです。
以前一年生のクラスでお手伝いした時に水彩の時間がありました。
先生はお話をしながら色をのせて行きます。 それはまるでレオレオーニの「あおくんときいろちゃん」のお話のようでした。
「あおくんはいつものように一番に教室に来て自分の席に座り、外を眺めました。 すると少ししてきいろちゃんがやってきました。 おはよーあおくん! 、、云々。」
子ども達は先生の話しながら描く絵を見ながら一緒に描いていきます。
下の話はたまたま見つけました。 「スイミー」も「フレデリック」もレオさんの作品だったのだと知りました。
下の絵はは恐らく2年生か3年生。
赤、青、黄この3色だけを使って描くので、ニンジンのオレンジは最初に黄色をのせた後に赤でニンジンの形を描いています。
にじみ絵は大体5年生くらい迄で、
はっきりとした線描は7年生(中学2年生)とか8年生(中学3年生)ぐらいになってからと思います。
下の絵は7年生の作品です。
にじみ絵の特徴は
コントロールできない、色・形が変化する、色が広がる(にじむ)、乾くとまた変化している、
とい風に予想や期待がほぼできないのが特徴です。
なので、
自由に描いて、その結果をみるのがまた楽しみになります。
高学年になって線を描いていきます。 最初の頃は模写を沢山するようです。
シュタイナー学校では絵、粘土、彫刻、編み物、縫い物、と手作業が多いです。
楽器はソプラノ笛から始まり、その後3年生か4年生の時にバイオリンとヴィオラを経験して、5年生で笛か弦楽器のどちらかを選択します。 歌も毎日歌っています。
お昼休みにグレード(小学生中学生)の教室を通ると歌声が聞こえてきます。 日本語の歌もしょっちゅう♪ 先日は「ドングリコロコロ」が1年生のクラスから聞こえてきました。
自分の小学生時代を思い出します。
学校で過ごす時間もいいな〜♥️